まだらのフォトグラフとか

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【野鳥】埼玉の森でオオマシコとか

2024年3月16日(土)17日(日) 天気:晴れ

 

今回は平地では少なくなった冬鳥に会いに、二日間に渡り山間部の森へ探鳥へ行ってきました。

今回の場所は今年はオオマシコが当たり年ということで、まだ抜けていないことを期待して探鳥スタート。

 


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斜面や日陰には雪が残り、朝晩は寒いですが日中の気温は15度近くまで上がったかなと。谷からの登りでフリースを脱ぐぐらいの気温でした。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO ss1/250 f5.6 iso320

まずはエナガちゃん。春に近づいて、なんかシュッとしてきた気がします。でもまだまだ可愛い。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO ss1/320 f5.6 iso320

眼光の鋭いカラス科のカケス。警戒心が高く、木の密集する枝の上にいつもいるのでなかなか綺麗に撮らせてくれませんが、管理棟の前の餌台に降りた所をパシャリ。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO ss1/2500 f4.5 iso2500
ProCapture SH2

ぴょん。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO ss1/250 f5.6 iso100

アトリが地面で給餌中。根雪なので新鮮さの無い雪ですが、冬の野鳥と雪は絵になって良いですね。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO ss1/250 f5.6 iso80

陽の光が上がりきる前、だんだん暖かくなる日差しに照らされて。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO ss1/320 f9.0 iso500

そうこうしていると、オオマシコが地面にやってきてくれました。良い色している成鳥の♂です。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO ss1/250 f4.5 iso100

最大で♂♀4羽ずつくらいですか、アトリやシジュウカラに混じって地面を探し回ります。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO ss1/2500 f4.5 iso1250

何十人とカメラマンに囲まれて給餌しているので、人慣れしているのか結構近くまで寄ってくれますね。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO ss1/250 f4.5 iso800

稜線から谷に降りていくと、聞き覚えのある鳴き声。

都市公園では見なくなってきたルリビタキ。深い青の、歴戦の♂ですね。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO ss1/250 f4.5 iso1000

今シーズンのルリ撮り納めになりそうですが、なかなか被らず撮らせてもらえない子でした。これはこれで青に緑の差し色がいい感じ。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO ss1/250 f5.6 iso1000

谷間の森では至る所からミソサザイの鳴き声がしていますが、目の前を通り過ぎるばかりでなかなか撮らせてもらえない。なんとか撮った一枚も証拠写真みたいなものしか撮れません。

 

そんなこんなで2日間の探鳥はそこそこの成果はあったと思います。次はもっと山の方とか探鳥に行きたいです。

 

 

 

【野鳥】宮ヶ瀬ダムでベニマシコとか

2024年3月2日 天気:晴れ

 

ここ最近の強風で花粉が飛散し始め、鼻がムズムズ目がしょぼしょぼ。三寒四温で気温が上がり始め、都市公園では冬の鳥たちも北へ帰ってしまったようです。

そんな中、山ではまだ居るんではなかろうかと言うことで、先輩と宮ヶ瀬ダム湖畔の林道に探鳥に行きました。目当てはベニマシコ♂。

 

平地で雨だと山はまだ雪が降るくらいなので、それなりの寒さ対策で行きましたが、日が出てきて気温5度。路面凍結もなく、比較的温暖です。

 

ということで、探鳥開始。

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO
ss1/250 f5.6 iso4000

開始早々50mも行かないうちに、ヒィヒィと独特の鳴き声。ふと見ると、斜面にベニ!初っ端ですか!

だけどあまりに枝被りが多く、証拠程度の写真ばかり。しかも朝ごはんタイムでなかなか移動しない。

一瞬顔を下げ、また居た場所を見たら、居なくなっていました。飛んでしまったみたい…残念。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO
ss1/160 f4.5 iso640

しばらく進むと湖畔側にエナガの群れ。まだ冬毛で、もふもふ。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO
ss1/250 f5.6 iso160

北斜面の林道にも日が入ってきたところに、ジョビオさん。平地では見かけなくなってきたのでそろそろ移動ですかね。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO
ss1/250 f5.6 iso1250

しばらく成果がなく、とぼとぼ歩いていると斜面先の木の先端に一羽飛来。ぱっと見、イカル?と思いましたが、どうやらウソの♀みたい。しっかりとは撮れなかったですが、道中まあまあの数ウソが居ました。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO
ss1/250 f4.5 iso2000

地鳴きが聞こえて探してみると、ウグイスが藪から覗き出てきました。

ホーホケキョと鳴いてくれればすぐ分かるのですが、写真で見てもムシクイ類なのかヤブサメなのか分からない、本当に判別が難しいです。

 

以降、パッとしない感じで探鳥終了。ベニマシコには再会できませんでした。ダム湖のある山間部でも、結構移動してしまった感じがしますね。ルリとか居ないですし。

今回の探鳥は全体的に距離遠めでなかなか解像せず、ちょっと不完全燃焼。夏鳥になる前に、もうちょっと冬を楽しみたい。

 

 

先輩と別れた後は、こちらもそろそろシーズン終わりの冬キャンプへ。久々のキャンプですが晴れ予報なのでゆっくり過ごせそう!

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といいつつ正午から雪がちらほら、時には結構な量に。まぁ、雪中キャンプも乙なもんですがね。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO
ss1/250 f6.3 iso2000

キャンプで朝起きると、意外と野鳥がそこそこ居たりします。今回は川沿いだったので、ミソサザイがつがいで飛び回っていました。カメラ出して撮ろうとすると逃げられちゃう、そんなもんですね。

どこかに探鳥できてキャンプもできる贅沢な所はないでしょうか。

【旅行記】只見線を乗りに会津若松に行くとか

2024年2月23日(木)天気:雨

 

今月に入り、風邪をひいたり皮膚炎になったりとかで全然遊びに行けず、やっと体調の戻った休日には雨という。そんな中、せっかくの平日休みに何もできないのは寂しいので久々の乗り鉄に行くことにしました。

 

今回は会津若松から小出まで伸びるJR東日本の超ローカル線、只見線の乗車が目的。

只見線は2011年7月の新潟・福島豪雨と呼ばれる大雨で橋梁が流されるなど大きな被害が出て、会津川口駅から只見駅間で長らく運休、 バス代行が行われていました。

この路線、去年の営業係数でいうと、56。これは100円稼ぐのに5600円掛かるという、超絶赤字路線なわけで。廃線も危ぶまれる中、11年の歳月を掛けて2022年の10月に奇跡の復活を遂げ、全線での営業を再開するに至りました。

 

会津若松にルーツを持つ自分としては、もっと早く乗りに行くべきだったのですが、意外と遅くなってしまったわけです。

 

 

今回はバスで会津若松へ。バスタ新宿7時30分発、会津夢街道1号。

 


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羽生SAと阿武隈PAの2回、途中休憩があります。写真は阿武隈PA、ここで乗務員が交代。

こんな雪の中でも、ハクセキレイがお尻フリフリ元気いっぱい。

 

猪苗代を経由し、バスは定刻通り会津若松の駅に12時17分到着。

今年は暖冬で雪が無いとは聞いていましたが、実際に見てみると本当に少ないですね。道路どころか植え込みですら土が見えているのは、異常なほど少ないかと。

 

軽めの昼食や買い出しを済ませ、只見線会津鉄道の発車ホームに向かいます。

うはぁ!だいぶ並んでる!これは予想外です。路線維持と考えればお客さんが乗ることは良いことなんですが…

写真は12時50分発の会津鉄道の車両。これの出発後に只見線が入線します。

 

 

今回乗る只見線の車両、JR東日本キハE120気動車の2両編成。コマツディーゼルエンジン搭載で純粋な気動車

 

運転台はシンプルなワンハンドルマスコン。タッチパネル式のモニターで大体を管理する、今車な車両ですね。

 

西若松の駅で会津鉄道と別れると列車は大きく右へ曲がり、ゆっくりと方向を変えながら会津盆地の南側の縁を辿ります。1枚目は阿賀川で、新潟県に入ると阿賀野川と名前を変えます。

車内はほぼ満席。どうやらJR東日本の企画切符、「キュンパス」なるものがあるそう。平日限定の乗り放題切符で、これを使い来た人が多いみたいですね。

私は直前で計画したからこの切符は使えず、通常運賃。

 

突如始まる飲み鉄、今回は会津の榮川 大吟醸 榮四郎。

お酒の知識はほぼ皆無なのですが、このお酒、まるで米のジュース!辛口苦手な人には最高の日本酒なのでは。ここまでクセのない日本酒ははじめて。

本当はボックスシートを悠々と使って呑みたかったのですが、またの機会に。次も榮四郎買おうっと。

 

列車は会津坂下を出ると、だんだんと山深くなります。しばらくすると、阿賀川の最大支流、只見川沿いを登って行きます。

何度も橋梁を渡り、その度に風光明媚な景色を皆思い思いに写真に収めていました。

 

しばらく揺られると列車は川沿いの駅、会津川口に到着します。ここで行き違いのため30分近く休憩。トイレや駅前の散策、売店で補給等、ゆっくりとウロウロできます。乗り遅れ注意。

しかしまあ、雪の無いこと。

 

最後尾の車窓から。この辺は豪雪地帯なんですけどね…枕木が見えてる。

今走っているこの区間が、先の災害から復旧した区間ですね。ドライブでこの辺を走りに来ることが多々あり、その都度線路を覗くと、草ぼうぼうで廃線のような風体でした。よくぞ復旧まで漕ぎ着けてくれたと思います。

 

しばらくすると只見駅に到着。ここでは10分の停車時間が設けられているので、空気を吸いにお外へ。

只見駅の近くにある国道沿いのデイリーヤマザキ、ここでよく昼や夜のドライブの補給をしていましたが、いつも行くたびにレジ横の只見線復旧のための寄付ボックスに気持ちをねじ込んでいたのを思い出しました。今後はそれを、乗車という形で支援して行きたいですね。

 

只見駅を出ると、六十里越のために勾配をグングン登ります。昔キハ58が営業終了する時、磐西・只見ぐるり一周号という列車に乗ったことがありますが、古いキハではエンジン全開で相当苦しそうに登っていた記憶があります。今車であるキハE120、あっけないくらい楽に登って行きますね。勾配を感じさせないくらい。

長いトンネルを抜けると、田子倉ダムの湖畔がちょっとだけ見え、すぐにスノーシェッドへ。このスノーシェッドの中に、写真にある廃駅の田子倉駅があります。地上設備の建物もまだ残ってたはず。

 

下りに転じ、上流特有の狭い谷間をクネクネ惰性で降りていくと、大白川駅に到着。ここでも行き違いで5分ほど停車時間が。対向から来たキハ110を写真に収めます。欲を言うとこっちのキハ110に乗りたかったな。道中すれ違ったのはこの一本だけでした。

 

さすがに新潟は魚沼丘陵、雪深くなってきます。峠を越え30分もすると、次は終点小出ですとの案内。外も気がつくと相当薄暗くなってきています。4時間42分の乗車も、景色を見たり呑んだり撮ったりうとうとしたり、なんだかんだ一瞬で終わってしまうもんですね。

 

列車は終着駅の小出に到着。出口から出てくる乗客の多さは、閑散路線とは言い難い人数を数えます。それでも、2両編成で運行本数を考えれば赤字は必死なのは仕方のないことか。なんだかんだ皆会津若松から乗り通していた人ばかりだと思います。お疲れ様でした。

 

上越線浦佐まで出て、上越新幹線とき号に乗車。E7系も気がついたら主力ですね。二階建て車両が懐かしい。

週末だからということもあってか、5両ある自由席はほぼ満員。なんとか三列真ん中のB席に乗車することができました。こんな平日の夜時間帯に埋まるもんなんですね…

 

ひさびさの只見線。盆地や河川、橋梁、山、ダムにトンネルや酒と、本当に風光明媚で乗ってるだけで楽しい路線です。近いうちにまた乗りに来ようと思う、素敵な旅でした。

 

【野鳥】神奈川の公園でヤマシギとかヒクイナとか

2023年2月3日(土) 天気:晴れ

 

冬の空が高い、気持ち良い晴天が広がる一日、今日はヤマシギを観察しに神奈川の東南部の公園へ来ました。正直場所の名前を隠す必要無いぐらい有名地ですが、まぁ、一応。

 

今回もom-1とED150-400。そして今回は1.4倍テレコンバーターを使用。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO
500mm ss1/500 f5.6 iso1250

この公園はキジバトに混じってコジュケイがたくさんいます。本来警戒心が高いはずですが、意外と逃げないで近くで撮らせてくれました。鳩と並ぶとハトっぽいですが、キジの仲間。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO +TC1.4
700mm ss1/100 f8.0 iso80

冬のアイドル、ジョウビタキ。今回はメスが周りを行ったり来たり。よく切り枝の立ち台に乗ってくれるので、「わたしのこと撮りなさいよ!」って言ってるかのよう。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO  +TC1.4
700mm ss1/400 f8.0 iso800

モズも姿を見せてくれました。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO +TC1.4
700mm  ss1/160 f8.0 iso1250

沼地からひょっこり現れたのは、ヒクイナ。はじめまして!

コジュケイよりも一回り小さく、真紅の目と赤い前掛けがオシャレ。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO +TC1.4
700mm  ss1/160 f8.0 iso1000

虫が種子か、沼の中を真剣な眼差しで狙いを定め、ただひたすらに突きまくっています。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO +TC1.4
700mm  ss1/1000 f8.0 iso500

沼地から上がり草地の中を一心不乱に突いては移動突いては移動。たまに草陰に隠れては、現れてを繰り返していました。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO +TC1.4
700mm  ss1/200 f10.0 iso320

しばらくすると周りの撮影の皆さんがザワザワしているので、自分も目を凝らすと、30〜40m先くらいで地面がガサガサ。

カメラを向けると、ヤマシギが顔をだしてくれました。はじめまして!

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO +TC1.4
700mm  ss1/1000 f8.0 iso1250

こちらも特徴的な長い嘴を地面にブスブス、一心不乱に餌探し。移動する時は普通に歩く時もあれば、腰を上下にフリフリしながらリズミカルに歩きます。見てると何かクセになる。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO +TC1.4
700mm  ss1/250 for 8.0 iso1250

いかんせん遠いんです。TC入れて換算1400mm、それをトリミング。150-400買ってよかった。

新しく出る150-600ならもっと近寄れるかもですが、proじゃないレンズに40万は出ないなぁ。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO +TC1.4
700mm  ss1/1000 f8.0 iso1250

この場所では2匹で行動しています。つがいかな?付かず離れずの距離を仲良く動き回っていました。

餌になる虫が日陰に多いのか、木の影を好き好んで移動しているようで、明かりに出たタイミングで撮るか編集でどうにかするか、ダイナミックレンジの小さいマイクロフォーサーズ泣かせです。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO
500mm  ss1/800 f5.6 iso250

帰り際に撮った、ウメジロー。もう梅の時期か!と少し驚きました。気づいたら冬が終わって気づいたら暑くなってそうです。

 

今回もなかなかの収穫。この幸運もいつまで続くか。また遠征も計画していますし、ガンガン行動したいもんです。

 

ー雑記ー

本日のお供のED150-400mm f4.5 TC IS PRO。このレンズ、気がつくとズーム位置が変わっていることが多々あってズームのストッパーがあってくれれば最高だと思ってたんですが、「レンズコート」というカバーをつけたらズームリングに抵抗が生まれて勝手にズーム位置が変わらなくなったので、保護もできるし素晴らしいと思いました。

【野鳥】八王子の城址で野鳥撮影とか地元でルリビタキとか

2024年1月28日(日)天気:曇りのち晴れ

 

今日は八王子の某城址公園に探鳥に来ました。目的は日本最小最軽量の野鳥キクイタダキ探しです。

昨日は抜けるような冬の青い空だったので今日も期待していたのですが、地味に厚い雲がお日様を隠していて、なかなか光量の足りない撮影になってしまいました。

 

今回も例の如くOM-1とED150-400mm、DxO PRでノイズ除去、LightroomCCで現像です。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO
ss1/1000 f4.5 iso3200

朝一の到着で、まずは冬のアイドルであるジョウビタキがお出迎え。今日も良い色してますね。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO
(左)ss1/400 f5.6 iso1250  (右)ss1/2500 f4.5 iso2500 ProCaptureSH2

畑の外れにシメが朝ごはんしていました。アトリ科の鳥たちは嘴が太く、きのみを砕いて食べる子たちなので高確率でお弁当が口の周りについているのが、またかわいい。顔はコワモテですがw

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO
ss1/400 f5.6 iso1000

この公園は比較的カラスが多くあまり鳴かずに飛び回っていましたが、その中の1羽に白い部分があるのが一瞬見えました。撮ってみると、羽根の初列風切の一部と顎が白く最初はカササギ!?と思ってしまったほど。(実際は全然違います)

どうやら部分白化と言って、アルビノとはまた違った遺伝子異常の子だそうで。結構珍しいらしい。そういえば去年は白化個体のカワセミとか話題になってましたね。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO
ss1/60 f5.6 iso1000

モズもいました。冬はまるっとしてジョビオと同じく好きな鳥。もふもふだなぁー。

そして今回も手持ち撮影ですが、換算1000mmでss1/60が止まるんだから、OMの手ぶれは本当に手品のよう。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO
ss1/400 f5.6 iso1000

この公園にもルリビタキがいました。結構色々なところで見かけますね。どこで会っても嬉しいなあ。

 

目的のキクイタダキはどうやらカラたちの混群の中に混じっている模様。公園の中で一生懸命カラたちの中を探しましたが、結局出会えず。曇りの日は背景の空が鼠色なのと、逆光のように鳥たちがシルエットになってしまって、高い木の上の鳥たちは本当に分かりずらいです。

 

 

ということで、諦めて地元の狭山丘陵で探鳥の続きをするため移動。

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO
ss1/80 f6.3 iso1250

到着して3分で会えるルリポイント。今回は倒木の苔の上立ってくれました。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO
ss1/80 f4.5 iso1250

こちらでは枝の先のお立ち台へ。今日はサービスが良いね。

 

ところ変わって狭山丘陵でも別の場所、自分のホームグラウンドです。最近来てなかったんですが、なんと木が大量に伐採されてる! ナラ枯れとかで落ち枝が多いとか書いてあったんで、切られてしまいましたかね…

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO
ss1/4000 f4.5 iso1000 ProCaptureSH2

心配してましたが、いつものルリちゃんは居てくれました。むしろ周りがスッキリして撮りやすくなってる!

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO
ss1/4000 f4.5 iso10000 ProCaptureSH2

プロキャプチャSH2モードの検証を兼ねて、飛び立ちの写真を撮らせてもらいました。

 

プロキャプチャはSH1の最大120コマ/秒でAFAE固定モードと、SH2の最大50コマ/秒のAFAE追従モードがあります。今回はSH2でCAF+TR。

これで撮れば、飛び立つ鳥を追ってくれるはずだったんですが…どうも外してしまいます。

横っ飛びならAF位置一緒なのでピント甘なら撮れるんですが、前後はうまくいかない。

カメラの性能なのか、自分の設定が悪いのか、はたまた腕か。検討の余地ありです。

 

 

【野鳥】神奈川の畑でタゲリとか森でクロジとか

2024年1月13日(土)天気:晴れのち曇り、時々雨

 

今年は暖冬とは言いますが、ここ2日ぐらいの冷え込みはなかなかなものがあります。日の出る前からバイクに乗ると、地元でバイクの温度計が−2度。指もげちゃう。

今年2回目の探鳥は、第二の地元と言っても良いくらい通ってる先輩宅近くの森から。新アイテム150-400proの試写も兼ねて鳥探しスタート。

RAWで撮影、DXO PureRawでノイズリダクション、LightroomCCで現像しています。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO

まずはシメから。大体10mくらい先でしょうか。朝の光が入っていない条件下でしたが、さすがf4.5。センサー小さいマイクロフォーサーズでもしっかり戦えます。ノイズが入らないわけでは無く、DXOで消せるレベル。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO

ベニマシコのメス。初見です。オスに会いたかったんですが、今年は入ってきてないそうですねー。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO

セイタカアワダチソウをもしゃもしゃ食べていました。わたあめみたい。さすがに遠すぎて解像しきってないです。

 

なぜか今回の探鳥はあまりよく出会えません。ルリとかどこ行ったんだろうか。そういう日もありますね。

 

ということで、タゲリが出ているという話の場所に移動することに。バイクを走らせ高速合わせで30分、さて、居るでしょうか?

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO

おぉ、居ました居ましたタゲリさん。季節が遅く、本来は11月後半とかがフルシーズンだそうですがまだ居てくれました。

ちょうど畑を耕運機で耕した後で、エサになるものが表に出てきたのでしょうか、一心不乱に地面を探してストップ アンド ゴー、タゲリ独特の歩き方が観察できます。

たくさんのハクセキレイヒヨドリの混軍のなかに5、6羽程度でしょうか。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO

田んぼの貴婦人の異名を持つタゲリ。歩き方もどことなく気品漂うようですね。冠羽がピョコンと立ち、羽のエメラルドグリーンの輝きが美しい。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO

とにかく人間に敏感で、こちらが動くと一気に離れてしまいます。なのでなるべく動かないようにし、向こうからこちらに来てくれるようにひたすら待ちます。

正味2時間ぐらいでしょうか、お腹いっぱい撮影できたので、また森に戻ります。

 

先輩たちと感想戦をしながらうろつくと、クロジの情報を教えていただきました。

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO

クロジ、初見です。真っ黒では無く、濃いめの紺色という感じですね。かわいいなー。

ほんと出てきても一瞬で逃げ去り、次に来るまでそこそこ長い。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO

実はこの場所では居るのはわかっていたんですが、いかんせん出てこない。今回は餌付けに便乗させてもらいました。アイドル撮影会状態じゃなければ別に良いかなぁ。でないとクロジとか出会える気がしないですし。

 

そんなこんなで、ルリビタキを探していたところ急な曇天+小雨。逃げるように解散し帰宅しました。

なかなか鳥運のない日だと思いきや、結構収穫ありな日。わからんもんです。

 

 

ちょっとだけ新機材M.Zuiko ED 150-400mm F4.5 TC IS PROについて雑記。

 

基本的な写りの最高描写は、ed300mmf4とほぼ一緒だと思います。ただ、その最高値が出る範囲が相当広い。

300mmは換算600mmと言えど、換算であって実質的には300mmです。そこに400mm、内蔵TCで500mmまで使えるのだから、遠くても最高描写に近い値を叩き出せる。そこに価値があるレンズだと思います。

ただ、フードがだるい。ネジ固定はどういう意図なんでしょうかね。パッと出してパッと使いたいんですけどね。そこはサンヨンの勝ち。

 

【機材】OMSystemの珠玉のレンズ ED150-400mm F4.5 TC IS PROとか

野鳥撮影をはじめた2年前はオリンパスのEM-1 MK3を使っていて、2020年9月にM.Zuiko ED 100-400mmが発売されすぐに購入。望遠を手に入れたので野鳥の撮影を試してみたら思いの外楽しかったのでハマってしまったのが最初。

そこからCanonのR5とRF100-500を使ったり、Fujifilm XF150-600、Sony SEL200600Gと色々手をつけてきました。独身貴族極まれり。

 

そんな中、今回清水の舞台から飛び降りる思いで購入したのが

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jp.omsystem.com

OMSystem M.Zuiko ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PROです。

 

オリンパス改めOMデジタルソリューションのハイエンド超望遠レンズ。松竹梅の松!

このレンズよりも描写の良いレンズとなると、Canon/Nikon/Sonyの松レンズ、いわゆるヨンニッパ、ロクヨンハチゴローぐらいでしょうか。(まだら調べ、ミラーレス用)ゆうに100万を超え、200万円に届く勢いです。いつかはこちらへ行きたいですねぇ…。あとはNikonのPFレンズを使った863とか最近発売した663とかは150−400と同じぐらいの描写と勝手に想像。大体写りと値段は比例すると思ってます。

 

閑話休題、今回このレンズを選んだ理由ですが、前に行った上高地の探鳥や、北海道など、遠征に向けて重量の負担が少ないレンズが良いなと。ED150-400の重量は1.87kg。XF150-600が1.6kgですが、持った時の重さは明らかにM.Zuiko Proの方が軽く感じます。重心がカメラ側にあるからですね。フルサイズレンズは2.5kgから3kg以上も。旅のお供には重たいかなぁ。

 

三宅島のアカコッコ奄美大島ルリカケスアカヒゲ、佐賀のカササギ佐渡のトキ・・・今後の遠征に向けて、最高のレンズを揃えたつもりです。

もちろん蝶もこのレンズの得意分野。というかこれ以上が無い。どんな描写が出せるのか楽しみ。

 

細かいことは今更なので紹介しませんが、自分にとって今考えられる最高のレンズ。これを使って、今後も色々とアクティブに遊んでいきたいと思います。