2023年7月29日(土) 天気:晴れ
霧ケ峰高原の野鳥とか蝶とかの撮影の後、中央道を関東へ向けて戻りながら途中で道を逸れ、夕方から活発になるという蝶の撮影に高尾山に向かいました。
ろくに寝ず早朝も早朝から活動を始めて運転もして山をはしごするという・・・なんか20代の頃より無茶してる気がしますが。楽しいからしょうがない。
目的は、時期としては遅いオオムラサキと夏型のスミナガシ探しです。
例年だと8月の第一週や二週に発生するらしいのですが、今年は全体的に早いしもしかしたらもう出てるんじゃないのかな、ということで現地入り。
まずはアカボシゴマダラ。外来種で、原産は中国大陸だとか。人の手で持ち込まれた、ガビチョウみたいなやつ。
影が入ってしまいましたが、カラスアゲハ。明らかに他の蝶たちより二回りデカいし目立ちます。結構優雅に飛んでるし好きなんですよね。
意外とミヤマカラスアゲハに会ったことがないので、目標になります。相当キレイなんだろうなぁ。
オオムラサキ。日本の国蝶ということで、是非とも会ってみたかったもんで。結構スレちゃってますが、やはり美しいですね。
北海道ツーリングが発生のタイミングと被ってしまっていたので、今年は諦めていたのですが本当にラッキーでした。キレイな個体は来年にお預けでしょうか。
目的のスミナガシは夕日が大きく傾き空が黄金色に輝き出す時分に活動を始めるそうで、3時ごろ到着しオオムラサキとかの撮影を楽しんだ後、しばし休憩。
昼が夕方と呼べる空になり出した頃、明らかに他の蝶と飛び方が違うやつが出始めました。
木に止まった刹那を狙い、連射連射。
あぁ、お目当てのスミナガシ!生まれたての個体が多く、スレが無くてとてもきれい!
夜勤明けのような体に鞭を入れてみに来てよかった!
赤い口吻が隠しきれていないのが可愛いですね。それに見る角度によって表翅の深いブルーや目が、人を惹きつける色をしています。美しいなぁ。
現場はスミナガシの他にオオムラサキやアカボシゴマダラ、ミドリヒョウモンとかが入り乱れ、乱れ乱れの大乱舞状態。たまに疲れて着地したところを撮るという状態でした。
こんなことやってるからスレるんでしょうが…喧嘩しないでおくれ…
しっかし、この日いちにちで目標にしていたアサギマダラ、オオムラサキ、スミナガシの三種が撮れてしまいました。探蝶一年生には幸せすぎる、そんな1日でした。