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【野鳥】神奈川の畑でタゲリとか森でクロジとか

2024年1月13日(土)天気:晴れのち曇り、時々雨

 

今年は暖冬とは言いますが、ここ2日ぐらいの冷え込みはなかなかなものがあります。日の出る前からバイクに乗ると、地元でバイクの温度計が−2度。指もげちゃう。

今年2回目の探鳥は、第二の地元と言っても良いくらい通ってる先輩宅近くの森から。新アイテム150-400proの試写も兼ねて鳥探しスタート。

RAWで撮影、DXO PureRawでノイズリダクション、LightroomCCで現像しています。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO

まずはシメから。大体10mくらい先でしょうか。朝の光が入っていない条件下でしたが、さすがf4.5。センサー小さいマイクロフォーサーズでもしっかり戦えます。ノイズが入らないわけでは無く、DXOで消せるレベル。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO

ベニマシコのメス。初見です。オスに会いたかったんですが、今年は入ってきてないそうですねー。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO

セイタカアワダチソウをもしゃもしゃ食べていました。わたあめみたい。さすがに遠すぎて解像しきってないです。

 

なぜか今回の探鳥はあまりよく出会えません。ルリとかどこ行ったんだろうか。そういう日もありますね。

 

ということで、タゲリが出ているという話の場所に移動することに。バイクを走らせ高速合わせで30分、さて、居るでしょうか?

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO

おぉ、居ました居ましたタゲリさん。季節が遅く、本来は11月後半とかがフルシーズンだそうですがまだ居てくれました。

ちょうど畑を耕運機で耕した後で、エサになるものが表に出てきたのでしょうか、一心不乱に地面を探してストップ アンド ゴー、タゲリ独特の歩き方が観察できます。

たくさんのハクセキレイヒヨドリの混軍のなかに5、6羽程度でしょうか。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO

田んぼの貴婦人の異名を持つタゲリ。歩き方もどことなく気品漂うようですね。冠羽がピョコンと立ち、羽のエメラルドグリーンの輝きが美しい。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO

とにかく人間に敏感で、こちらが動くと一気に離れてしまいます。なのでなるべく動かないようにし、向こうからこちらに来てくれるようにひたすら待ちます。

正味2時間ぐらいでしょうか、お腹いっぱい撮影できたので、また森に戻ります。

 

先輩たちと感想戦をしながらうろつくと、クロジの情報を教えていただきました。

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO

クロジ、初見です。真っ黒では無く、濃いめの紺色という感じですね。かわいいなー。

ほんと出てきても一瞬で逃げ去り、次に来るまでそこそこ長い。

 

OMSystem OM-1 M.Zuiko ED 150-400mm f4.5 TC IS PRO

実はこの場所では居るのはわかっていたんですが、いかんせん出てこない。今回は餌付けに便乗させてもらいました。アイドル撮影会状態じゃなければ別に良いかなぁ。でないとクロジとか出会える気がしないですし。

 

そんなこんなで、ルリビタキを探していたところ急な曇天+小雨。逃げるように解散し帰宅しました。

なかなか鳥運のない日だと思いきや、結構収穫ありな日。わからんもんです。

 

 

ちょっとだけ新機材M.Zuiko ED 150-400mm F4.5 TC IS PROについて雑記。

 

基本的な写りの最高描写は、ed300mmf4とほぼ一緒だと思います。ただ、その最高値が出る範囲が相当広い。

300mmは換算600mmと言えど、換算であって実質的には300mmです。そこに400mm、内蔵TCで500mmまで使えるのだから、遠くても最高描写に近い値を叩き出せる。そこに価値があるレンズだと思います。

ただ、フードがだるい。ネジ固定はどういう意図なんでしょうかね。パッと出してパッと使いたいんですけどね。そこはサンヨンの勝ち。