2024年1月13日(土)天気:晴れのち曇り、時々雨
今年は暖冬とは言いますが、ここ2日ぐらいの冷え込みはなかなかなものがあります。日の出る前からバイクに乗ると、地元でバイクの温度計が−2度。指もげちゃう。
今年2回目の探鳥は、第二の地元と言っても良いくらい通ってる先輩宅近くの森から。新アイテム150-400proの試写も兼ねて鳥探しスタート。
RAWで撮影、DXO PureRawでノイズリダクション、LightroomCCで現像しています。
まずはシメから。大体10mくらい先でしょうか。朝の光が入っていない条件下でしたが、さすがf4.5。センサー小さいマイクロフォーサーズでもしっかり戦えます。ノイズが入らないわけでは無く、DXOで消せるレベル。
ベニマシコのメス。初見です。オスに会いたかったんですが、今年は入ってきてないそうですねー。
セイタカアワダチソウをもしゃもしゃ食べていました。わたあめみたい。さすがに遠すぎて解像しきってないです。
なぜか今回の探鳥はあまりよく出会えません。ルリとかどこ行ったんだろうか。そういう日もありますね。
ということで、タゲリが出ているという話の場所に移動することに。バイクを走らせ高速合わせで30分、さて、居るでしょうか?
おぉ、居ました居ましたタゲリさん。季節が遅く、本来は11月後半とかがフルシーズンだそうですがまだ居てくれました。
ちょうど畑を耕運機で耕した後で、エサになるものが表に出てきたのでしょうか、一心不乱に地面を探してストップ アンド ゴー、タゲリ独特の歩き方が観察できます。
たくさんのハクセキレイやヒヨドリの混軍のなかに5、6羽程度でしょうか。
田んぼの貴婦人の異名を持つタゲリ。歩き方もどことなく気品漂うようですね。冠羽がピョコンと立ち、羽のエメラルドグリーンの輝きが美しい。
とにかく人間に敏感で、こちらが動くと一気に離れてしまいます。なのでなるべく動かないようにし、向こうからこちらに来てくれるようにひたすら待ちます。
正味2時間ぐらいでしょうか、お腹いっぱい撮影できたので、また森に戻ります。
先輩たちと感想戦をしながらうろつくと、クロジの情報を教えていただきました。
クロジ、初見です。真っ黒では無く、濃いめの紺色という感じですね。かわいいなー。
ほんと出てきても一瞬で逃げ去り、次に来るまでそこそこ長い。
実はこの場所では居るのはわかっていたんですが、いかんせん出てこない。今回は餌付けに便乗させてもらいました。アイドル撮影会状態じゃなければ別に良いかなぁ。でないとクロジとか出会える気がしないですし。
そんなこんなで、ルリビタキを探していたところ急な曇天+小雨。逃げるように解散し帰宅しました。
なかなか鳥運のない日だと思いきや、結構収穫ありな日。わからんもんです。
ちょっとだけ新機材M.Zuiko ED 150-400mm F4.5 TC IS PROについて雑記。
基本的な写りの最高描写は、ed300mmf4とほぼ一緒だと思います。ただ、その最高値が出る範囲が相当広い。
300mmは換算600mmと言えど、換算であって実質的には300mmです。そこに400mm、内蔵TCで500mmまで使えるのだから、遠くても最高描写に近い値を叩き出せる。そこに価値があるレンズだと思います。
ただ、フードがだるい。ネジ固定はどういう意図なんでしょうかね。パッと出してパッと使いたいんですけどね。そこはサンヨンの勝ち。