2024年4月29日(月)天気:晴れのち曇り
ゴールデンウィーク前半戦の三連休、3日目も結構良い天気なので昨日に引き続き蝶の撮影へ。
暦の上ではまだ4月だというのに、気温は夏日を優に超え、本当に暑い。まだ湿度がないから何とかなりますが、林道を歩いていて途中でTシャツ一枚まで脱いでも汗が吹き出す始末。水分多めに持っていっていて助かりました。
今回の目的は、去年会えなかった春型のサカハチチョウに出会うこと。あとミヤマカラスアゲハの光輝く構造色が見られれば。
今回もOM-1とED150-400Pro。LightroomCCで現像、DxO PRでノイズリダクション。
まずは去年と同じ場所のウツギで出会えたアオバセセリ。前日も探していたのですが、会えずじまいだったので今日会えてよかった。
セセリチョウは黒や茶が基本の種が多いのですが、この子が唯一青系でお尻のオレンジがチャームポイント。お目目がくりくりでかわいいですね。
同じウツギを吸蜜しにきたミヤマカラスアゲハ。通常のカラスアゲハとの差異は翅のラインの有無だそうで。
この日は曇天だったのと角度があまりよろしくなかったらしく、撮った写真を現像してもしっかりとした構造色を出すことが叶わなかったのは残念でした。ここはまた再チャレンジ。
このウツギを背に林道をぐんぐんのぼり、峠の直下まで移動。片道1時間以上歩いて別のウツギの群生地へ。
お、綺麗な春型のトラフシジミですね。産卵中かな?
プリキャプチャで開翅を狙います。一部のシジミ系の、この深い青はほんと綺麗ですよね。鳥の青とはまた違った美しさ。この小さな世界を大きく切り取れるのは写真の醍醐味な気がします。
去年は辛酸を舐めた春型サカハチチョウ、今年はバッチリ写真に収めることができました。
この独特な形の模様がたまらないですねー。
1時間以上重たい機材を担いで山を登った甲斐があったかと。これで晴天なら完璧だったのですが、まぁそこは致し方ないかなー。
そんなこんなでゴールデンウィーク前半戦の2日連続蝶撮影、なかなかの成果を残すことができたと思います。これが終わったらゼフィルスの時期かなー。と同時にホタルもそろそろ。天の川も撮りたい。
なかなか忙しくなってきました。