まだらのフォトグラフとか

野鳥とか天体とか蝶とか写真とか

【野鳥】釧路湿原でタンチョウ撮影とか

2023年2月10日(金) 天気:曇り  2023年2月11日(土) 天気:雪

今回の釧路遠征の撮影では、タンチョウの撮影も行いました。

冬の釧路湿原はタンチョウで有名ですが、明治時代に乱獲され絶滅したと思われました。大正13年釧路湿原で20羽ほど発見され、そこから地道な保護活動により現在では世界に3000羽まで回復したそうです。(鶴見台看板より)

 

まずは10日の鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリから。

鶴居村役場の近く、釧路湿原の西北端あたりです。

写真手前が駐車場、奥に鳥がいて、手前にカメラマンがずらり。金曜日なのに盛大に人がいます。

X-T5 XF70-300 ss1/800 F5.0 iso200

X-T5 XF70-300 ss1/800 F5.0 iso200

かなり密集しています。頭頂の赤がよく見えますね。

 

X-T5 XF70-300 ss1/600 F5.6 iso200

15分に一回ほど、数頭で一斉に鳴きます。この鳴き合いはオスメスで違うそうですが、わかりませんでした・・・

 

X-T5 XF70-300 ss1/600 F5.6 iso200

つるの舞!

 

14時、餌付けのお時間。とうもろこしを撒き始めると一旦は軽く距離をとりますが、すぐに後ろに回って食べ始めます。

 

X-T5 XF70-300 ss1/480 F5.6 iso200

X-T5 XF70-300 ss1/250 F5.6 iso600

求愛ダンス。頭数がいるのでどこでダンスが始まるかわからず撮影に難儀します。

 

次に、タンチョウサンクチュアリに向かう途中に見つけた鶴見台というところに向かいました。通りがけは結構な数がいましたが・・・

ほとんど居なくなっていました・・・遠くに4羽ほど。

撤収。

 

翌日の11日は一日中、メインのシマエナガを探していました。空港に帰る時間が早かったので、再度タンチョウを見るために阿寒国際タンチョウセンターに行きました。

こちらは入場料を取っていました。タンチョウサンクチュアリや鶴見台は無料で見れるのですが、タンチョウの保護や人件費などのことを考えたら、料金を徴収する方が正しい姿なのではないかと個人的には考えています。

 

X-T5 XF70-300 ss1/640 F8.0 iso200

ドアップ。この程度の毛皮でよく寒くないなぁと思いました。阿寒ツルセンターの方がタンチョウとの距離が近い、というか彼らが寄ってきます。

 

X-T5 XF70-300 ss1/250 F8.0 iso200

なぜか白鳥。ときたまタンチョウに追われてました。

 

X-T5 XF70-300 ss1/1000 F8.0 iso400

若鳥。頭の色が薄く、すこし体が小さいです。親の近くからはなれません。

 

X-T5 XF70-300 ss1/1000 F8.0 iso1250

食べものの争いか、よく威嚇していました。

 

冬の釧路といえばタンチョウが思い浮かぶかと思います。今回の釧路旅行を計画した理由のうちの一つでした。相当数は少ないと思っていましたが、結構な数に出会えたので嬉しかったです。

ただ、鳥インフルエンザの危険があるらしく、与える餌の数を減らして分散させて集団感染から守ろうという取り組みを始めているらしいです。コロナのソーシャルディスタンスは鳥界でもあるんでしょうか。病気に気をつけて数を元に戻してほしいですね。