2023年2月10日(金) 天気:曇り 2023年2月11日(土) 天気:雪
今回の釧路遠征の撮影では、タンチョウの撮影も行いました。
冬の釧路湿原はタンチョウで有名ですが、明治時代に乱獲され絶滅したと思われました。大正13年に釧路湿原で20羽ほど発見され、そこから地道な保護活動により現在では世界に3000羽まで回復したそうです。(鶴見台看板より)
まずは10日の鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリから。
写真手前が駐車場、奥に鳥がいて、手前にカメラマンがずらり。金曜日なのに盛大に人がいます。
かなり密集しています。頭頂の赤がよく見えますね。
15分に一回ほど、数頭で一斉に鳴きます。この鳴き合いはオスメスで違うそうですが、わかりませんでした・・・
つるの舞!
14時、餌付けのお時間。とうもろこしを撒き始めると一旦は軽く距離をとりますが、すぐに後ろに回って食べ始めます。
求愛ダンス。頭数がいるのでどこでダンスが始まるかわからず撮影に難儀します。
次に、タンチョウサンクチュアリに向かう途中に見つけた鶴見台というところに向かいました。通りがけは結構な数がいましたが・・・
ほとんど居なくなっていました・・・遠くに4羽ほど。
撤収。
翌日の11日は一日中、メインのシマエナガを探していました。空港に帰る時間が早かったので、再度タンチョウを見るために阿寒国際タンチョウセンターに行きました。
こちらは入場料を取っていました。タンチョウサンクチュアリや鶴見台は無料で見れるのですが、タンチョウの保護や人件費などのことを考えたら、料金を徴収する方が正しい姿なのではないかと個人的には考えています。
ドアップ。この程度の毛皮でよく寒くないなぁと思いました。阿寒ツルセンターの方がタンチョウとの距離が近い、というか彼らが寄ってきます。
なぜか白鳥。ときたまタンチョウに追われてました。
若鳥。頭の色が薄く、すこし体が小さいです。親の近くからはなれません。
食べものの争いか、よく威嚇していました。
冬の釧路といえばタンチョウが思い浮かぶかと思います。今回の釧路旅行を計画した理由のうちの一つでした。相当数は少ないと思っていましたが、結構な数に出会えたので嬉しかったです。
ただ、鳥インフルエンザの危険があるらしく、与える餌の数を減らして分散させて集団感染から守ろうという取り組みを始めているらしいです。コロナのソーシャルディスタンスは鳥界でもあるんでしょうか。病気に気をつけて数を元に戻してほしいですね。