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【野鳥】上高地の野鳥とか

2023年4月22日(土) 天気:晴天

 

前回に引き続き上高地編。今回は目的である野鳥撮影の結果についてです。

上高地はその名の通り、標高差1500メートルの高地となっているため、木々に新緑が目立ってきた下界と違い、まだ冬の様相となっていてまだまだ野鳥写真はとても撮りやすい、見通しやすい森のままです。

 

事前の調べで今回の目的となる野鳥は、キビタキコマドリです。コマドリは道中だった柳沢峠で見れたので、ここではどうでしょうか?

 

今回も相方はα1とFE200-600mm。手持ち撮影です。トータル3キロ近くのカメラを肩にかけて約7時間も歩いたので、肩が痛くなりました。

 

α1 FE200-600 ss1/125 f8.0 iso150

まずはいつもの子と思いきや、コガラさん。ネクタイが無いですね。シジュウカラもいましたが、パッと見た感じ同じぐらいの比率でした。

 

α1 FE200-600 ss1/125 f8.0 iso400

横から見るとベレー帽みたいです。まだ冬毛かな?

 

α1 FE200-600 ss1/125 f9.0 iso100

春を告げる鳥、ウグイスも至る所で鳴いていました。上高地のウグイス達は比較的枝に出てきてくれる子が多いので撮りやすいです。

 

α1 FE200-600 ss1/125 f8.0 iso100

ホーホケキョ。日本3大鳴き鳥だそう。あとはコマドリオオルリ。風流ですねー。

あと日本人は3大って好きですね。私も好きです。

 

α1 FE200-600 ss1/125f8.0 iso125

ゴジュウカラも結構数が居ました。自分の(少ない)経験では奥日光や北海道などの寒いところ高いところによくいるイメージ。

 

α1 FE200-600 ss1/500 f8.0 iso4000

キバシリも居ました。彼らも寒い高いの部類でよく見ますね。

 

α1 FE200-600 ss1/640 f8.0 iso320

なんと、今回もルリビタキにご登場いただきました。こんなに回数見れる子なのかな?

この上高地においては、平地では冬鳥のルリビタキ夏鳥扱いです。なので、夏に会いたくなったらここに来れば良いのですね。

この写真は明神池ー徳沢間を歩行中に発見。行きの写真です。

 

α1 FE200-600 ss1/1000 f8.0 iso5000

こちらは帰りの時の写真。同じエリアに居て、また会えたね。

 

α1 FE200-600 ss1/1000 f8.0 iso3200

そしてこちらは同タイミングで撮った、別の個体。この場所にはオスが3個体で同居してます。ナワバリとか無いのか?手元の図鑑では一羽で生活し縄張りを持つと書いてありますが。家族??その中の一体は背中の色が擦れて薄く、年齢がいっているように思いました。

 

α1 FE200-600 ss1/500 f8.0 iso1250

キビタキ!と思ったらメスのルリ。「わたしも居るわよ!」って顔してませんか?してないか。

 

そのほかにマガモコゲラキセキレイアオジなどが観察できました。

 

と言う事で、今回は目的であったキビタキコマドリは見る事はできませんでした。たぶん行ったのが早すぎたのかと思います。その代わりルリビタキに会えたので、取れ高ヨシ!!

 

 

今回の撮影の設定についての反省

前も書きましたが、α1とFE200-600の組み合わせは、自分が歴代使用してきたミラーレスカメラの超望遠レンズの中で最も手ブレ補正が効きません。テレ端の手持ちで画角に野鳥を合わせるのに気を遣う感じです。

フジX-H2SやOM-1、R5の時はisoを落とすためにss1/100を切るスローシャッターで連写すると、解像している写真が入っていてそれを選別するという方法をしていました。

α1は今回、ss1/125ではブレ写真連発でした。上記の方法が使いづらいです。ノイズを嫌ってブレるぐらいならノイジーな方がよっぽど救えます。ssはもっと早くした方が良いですね。もしくは三脚を使うか。ただ、自分の探鳥スタイルは歩いて探すなので三脚はNoGood。