2023年7月5日（水） 天気：曇り時々晴れ
道内5日目、いつの間にか今日で折り返しの日になってしまいました。9日の土曜日夜には苫小牧から帰りの船に乗らなくてはなりません。
2泊した虹別オートキャンプ場ですが、今日は道東の北側を走りたいので、延泊の申し込みをしました。同じキャンプ場に3泊もするのは初めての経験ですが、荷物を置いて置けるということは運転の疲労軽減にも大いに役立ちます。
今日もまずは、中標津を通って国道244号を北上します。国道の本格的な登りの前に、左に逸れる林道があり、その先に進むと川北温泉という野湯があります。昔入った時に雰囲気もよく、今回も入ろうと思って林道入り口を見たらチェーンがされていて手前に業者の人たちか居て入れなかったので、通過。残念。
根北峠を通過し降り、斜里の街に入る前に、これまた越川温泉という町営の温泉があり、ここは初めてで入ってみようと思っていたのですが、先客が数名いたためスルー。
温泉のすぐ下に、アーチ橋が並んでいます。国鉄根北線の未成区間に残る10連アーチ橋で、夏の期間は草が茂って全貌が見えませんが冬の間だと残ったアーチが綺麗に見えるようです。
国道の改良工事で橋脚が一部撤去されてしまったようで、残念です。この橋、見ていると中に鉄筋が入っていないコンクリートなんですね。
オホーツク側に出て、国道334号をすぐ山側へ分岐し登っていくと、天に続く道というポイントに着きます。今回は残念ながら頂上部は低い雲の中に入ってしまうので、中腹からの写真。晴れてれば遠くまで、それこそ天へと続くようなまっすぐな道なのですが。
知床の玄関口、ウトロに到着しました。今回は港にある奇岩、オロンコ岩に登って、上から街を見下ろしてみました。結構急坂、すぐ息が上がってしまいます。
峠を詰めると、知床峠です。ウトロにいる時は雲があったので、峠は何も見えないだろうと思っていたのですが、峠登りの途中で晴れてきて、着いてみれば快晴。眼前に聳える百名山の羅臼岳の絶景と、羅臼の方面を見てみれば眼下に雲海が出ていてこちらも素晴らしい。要所要所で晴れてくれるので、嬉しい限りです。
羅臼に降りてきました。今回はセイコーマートで質素にお昼ごはん。海鮮行きたかったですが、夜までお預け。
根室海峡越しに国後島を眺めながら、というわけには視界不良で行かなかったですが、国道をズンズン南下。標津町から左折し、野付半島に入ります。
野付半島の景勝地、ナラワラです。ミズナラの木が立ち枯れして、異様な景観を作っています。
先に進むとネイチャーセンターがあり、そこに車両を停めて20分ほど湿原の歩道歩き。歩きが面倒ならトラクターバスが片道500円を使っても良いかと。砂洲の先っぽに、トドワラがあります。
こちらは先のナラワラと違い、トド松の立ち枯れが見れる場所だったのですが、腐朽が進んでしまい立ち枯れの景観としては弱いです。が、荒涼とした湿地の景色だけでも別世界を想像させる良い所ですね。
ネイチャーセンターから少し進むと一般車立ち入り禁止の看板があり、そこでストップ。折り返した道の途中。砂嘴に伸びる道の先の遠くとおく、雲の上に浮くかのような羅臼岳や斜里岳が綺麗に見ることができました。
内陸に戻り、今度は根釧大地を一望できる開陽台にきました。ただ、曇ってしまって景観としてはちょっと残念です。天気が良いと、海や釧路の方まで見渡すことができ、眼下は防風のための林が井の字形に並んでその中に広大な畑が広がる景色を一望できます。
看板にもライダー憧れの地など堂々描かれてますが、やはりここはバイクの停まってる台数が多く、目指すべき地なのかと。
その後、中標津に戻り買い出しと今日の夕食に楽しみにしていた回転寿司の花まる。値段の割に美味しくて、最高か。
明日は朝から一日中雨予報。早めに撤収して、移動がメインの1日になりそうな気がします。どこにいくかも決めてませんが・・・
今日の走行ルート。走行距離327km。
