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【野鳥】長野の林道でオオマシコとかイスカとか

2024年1月3日(水) 天気:くもり

 

今年もあけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

というほど年が明けた感じがしないのは、大晦日も元旦も仕事だったからでしょうか。工場勤務なのに盆も正月も関係ないのは運輸業界の辛いところ。

 

新年早々、能登半島地震の被害に遭われた方に、心よりお見舞い申し上げます。一刻も早い日常を取り戻せるようお祈りします。また、羽田空港での事故も大変なことで、亡くなられた海上保安庁の方にもお見舞い申し上げたいです。旅客機の方に死者が出なくて本当によかった。JALの安全訓練の賜物かと思います。

年明け早々に激動ですが、被災していない我々は日常を普通に動かすことが、自分たちにできることかと思います。

 

 

新年一発目は、赤いヤツ探し。オオマシコを探しに長野県へ遠征してきました。場所についてはググれば一発ですが、一応伏せておきましょう。

お供はSony α1とSel200600G。今回もDxO PureRaw3でノイズリダクション、LightroomCCで現像。

 

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日が出る前から現場に到着。この時点で路肩に4台も停まっています。結局帰る時には20台近く停めてありました。さすが人気の場所。


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諏訪湖を見下ろす、景色の良い場所です。ここで初日の出見ても良さそうですね。

 

霜の降りる道路をえっちらおっちら歩いていると、道中に会ったおじさんから、藪の中にオオマシコが鳴いていると教えてもらい、一緒に待っていると

Sony α1 Sel200600G

メスのオオマシコが出てきました。メスは赤みが少なく、オオマシコと言われなければ別の鳥かと思ってしまいます。

藪の中も結構動きがありそうなので、しばらくその場でメスを眺めていたところ・・・

Sony α1 Sel200600G

発見!オオマシコのオスで、綺麗な紅の成鳥ですね。思っていた以上に赤い。
太陽が雲の中に隠れ、撮影場所も軽く日陰になってしまっているので、カリッカリの解像はできていませんでしたがPureRawのディティール回復のおかげでいい感じの画像に仕上げられました。

 

Sony α1 Sel200600G

結構な時間、地面のエサを探して周りをうろちょろしています。その間にひとり、またひとりと撮影者が増えてきますが、たまにこちらをチラ見するだけで餌探しに必死。かわいいですね。

 

Sony α1 Sel200600G

気がつくとオスが2羽。メスはこの周りで5・6羽ほど餌探しをしていました。

ただただひたすらに地面の餌を探すオオマシコ、絵がわりしないので周りの人たちも捌けていき、自分も移動することに。次は光の入る、雪の中の最高の条件の時に会いたいですねー。

 

さて、ここの場所はオオマシコの他にイスカが飛来しています。撮影の最中も上空を群れが行ったり来たり。次はイスカを狙います。

Sony α1 Sel200600G

 

この写真は晴天ですが、実は昨日の夕方ロケハンに来た時の一枚。この子は単独で止まっていました。

 

Sony α1 Sel200600G

基本は数羽から数十羽で動いているようです。左がオスで赤く、右はメスで赤寄りの黄色。

 

 

Sony α1 Sel200600G

彼らのくちばしは特徴があり、上と下の嘴で交差するように閉じる構造になっています。松の実などを効率よく砕いて中身を食べるためだそう。そのため、イスカの嘴(はし)といって物事が行き違いになるということわざになっているそう。初めて知りました。

 

Sony α1 Sel200600G

先ほどオオマシコについて教えてもらったおじさんに、イスカ見下ろしポイントも教えていただきました。そこで撮った一枚。結構遠いですが、いい角度ですね。

 

Sony α1 Sel200600G

帰り際に今期初のジョウビタキ♂ちゃん。相変わらずぷっくりかわいい顔してます。

 

また今回も多種撮ったわけでは無いのに800枚近く撮影してしまいました。前回の北海道に引き続き、実りある遠征になったと思います。あんまり遠征でいい思いすることも少ないので、今後も色々な鳥に出会えると良いな。

 

鳥だけでなく蝶や景色、天の川や、今年は登山もテント泊にチャレンジしたり、バイクツーリングなんかも増やしていきたいと思っています。とにかく(遊びが)忙しいので、去年のように週末に雨なんていうことにならぬよう、祈るばかりです。