2023年3月5日(水) 天気:晴れ
今日は日本最大級の猛禽類の祭典「Fright Festa 2023」に行ってきました。カテゴリーが野鳥撮影になってますが「野」じゃないわな。
舞台は千葉県と茨城県の県境、千葉県野田市の関宿城のふもと、水辺公園です。
入場に500円支払います。先に結論になりますが、もっと取っていいと思うほど素晴らしかったです。
お城の辺りの広場にて開催。前列は大砲を持った鳥屋さんが結構な人数がいます。猛禽愛好の方も多く、けっこうフクロウやミミズクを連れた方も見かけました。
最初のプログラムはルアーパスという、先端に肉をつけた紐を振り、はやぶさに追わせる競技です。
目測15mほど離れているので目で追えますが、相当な速さ。コントロールしている飼い主の方は相当な動体視力が必要かと思われます。
とびかかる猛禽の写真を撮れる機会はなかなか難しいですし、良い機会ですね。
競技後。とても親密な関係が築けているのだろうとわかる一枚。
ルアーもヒモではなく竿を使ってる競技者もいました。結構子供の参加もあり、よく調教されていて感心です。
写真で追うのもファインダーの中心に持っていくのが難しいです。200mmで撮影してクロップしている写真が多くなります。
この人はお面と尻尾をつけて参戦。狭い視界で堂々たるルアー捌きで、股下をくぐらせた時は大歓声が沸きました。どういう練習をすれば股を通せるんだろうか。
飛んでいる時は早くてわからないですが写真に写してみるとあらためて猛禽は勇ましくて好きです。どうでもいいですが自分はカラスも好きですが理解されたことがありません。
この次はハヤブサのスカイトライアルという競技です。こちらは空高く飛翔させて、呼んでから戻ってくるまでのタイムを競う競技なのですが、1回あたり20分近く飛ばして、戻ってくる時は一瞬なので撮影はできませんでした。居なくなった子も。その後どうしたのでしょうか・・・?
3つ目はオオタカのタイムトライアル。50m先の人の腕に止まるまでのタイムを競う競技だそうです。
2秒から3秒そこいらのタイムで飛んでいきます。一瞬ですね。
結構低く滑空して、腕の直前で上昇しブレーキング・着地。なかなかこちらも見応えがありました。
続いてハリスホークの障害物競走。指定された止まり木まで飛ばして、タイムを競います。ハリスホークとはモモアカノスリという鷹の仲間だそうで。
最初の数組は出足から強い逆風のせいで最初の止まり木まで飛ばせず、苦戦していました。
この子は逆風に負けず、しっかりと飛翔していました。
障害物のなかには、星型の中を通過するものも。しっかりとくぐっていますね。すばらしい!
この辺で時間切れ、帰宅することとなってしまいました。
基本的にはこのイベントは、鷹匠の大会に一般の方が見させてもらっている形という毛色が強かった印象です。技などの知識があればもっと楽しめるのでしょうね。それでなくても飛翔する動体の撮影としてはすばらしいイベントだと思います。
さて、カメラの話です。今回の反省点ですが、今回すべての写真でまたDxO PureRawの力を借りています。というのも、撮って出しではスッキリと解像していません。拡大するとわかると思います。
SSは高いので、被写体ブレや手ブレではないと思います。ほぼすべての写真で同じような解像度なので、AFでもないかなと。
レンズの解像度なのか、収差の影響か。どちらにしろこれだけSS上げれるなら絞って撮影するべきでした。ロクヨンとかすごいんだろうなぁー。
次回に課題は残りましたが、素晴らしい撮影体験でした。